TICAD VIでの成果を議論しました

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  • 2016年11月14日     東京

    今年8月にケニアで開催された第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)で、ナイロビ宣言と実施計画が採択されたのを受け、UNU-IASは10月11日、東京でセミナーを開催しました。参加者は、TICAD VIによって生まれた機運をどのように高めていくのか、またアフリカと日本の連携強化をさらに進めるにはどうすればいいか、について議論しました。

    まず、TICAD VIでの成果について、ベンソン・オグトゥ在日本ケニア共和国特命全権大使(ケニア共和国TICAD担当特使・TICAD VI事務局長)が発表しました。オグトゥ大使は、今回のTICADがアフリカの開発において、とても重要な時期に開催されたと指摘しました。そして、採択された内容が、アジェンダ2063と合致していた点について触れました。また、今回初となるアフリカでの開催は、成功裏に終わったものの、ナイロビ宣言と実施計画を実現していくこれからがスタートである、とも述べました。

    このほか、戸田隆夫JICA理事長シニア特別アドバイザーと横山正アフリカ開発銀行アジア代表事務所所長は、JICAとアフリカ開発銀行が、TICAD VIでの成果を実現するため、他のステークホルダーと協働して責任を果たしていくと述べました。

    報告会の資料は、「関連ファイル」の項目からダウンロードできます。

  • ベンソン・オグトゥ在日本ケニア共和国特命全権大使

    (2.3 MB PDF)

    横山正 アフリカ開発銀行アジア代表事務所所長

    (2.5 MB PDF)