アプローチ

概要
  • UNU-IASの活動アプローチは、その使命と立場から、4つの独自性を備えています。

    政策関連性

    UNU-IASは、研究、教育、トレーニングにおいて、国連とその加盟国の政策に結びついた問題を対象としています。国連大学の一部である本研究所は、学問の自由と自治の原則に根ざした学術機関としての利点をもちながら 、国連機関と議題に密接にアプローチできるという特異な立場にあります。また、所内の専門知識と研究者の世界的ネットワークとを組み合わせることで、政策立案者のニーズに合った幅広い知的産物を提供することができます。さらに、政府や関連機関と連携して、国連協定を国や地方レベルで実現しやすくする取り組みを進めています。

    先進性と革新性

    UNU-IASは、先進的な研究手法と革新的なアプローチを使って、従来型の思考に挑みながら、新たな世界的問題の解決策を探っています。とくに途上国の政府や政策立案者のために、 サステイナビリティが関わる戦略的な研究分野を予見するという意味で、先進的ということができます。一方で国連機関に対しては、各機関が過去のプロジェクトや取り組みに学びながら、将来の計画を磨いて、今後の活動をスムーズに行えるように、UNU-IAS内の技術的な専門知識と分析能力を提供しています。

    パートナーシップ

    これまでに築かれたパートナーシップは、本研究所のすべての活動の欠かせない基盤であるとともに、特徴でもあります。UNU-IASは、国連システム・政策立案者と、学術業界・市民社会の間をつなぎながら、日本や諸外国の研究者もつないでいくという大切な役割を担っています。研究者と協力機関からなる世界的なネットワークが存在することで、研究プロジェクトには、幅広い専門知識が生まれます。また学生たちは、一流の研究者や実務経験者と身近に接しながら、実践的な経験を積むことができます。協力機関の広大なネットワークにより、途上国と先進国とを結ぶ研究教育が可能となっています。

    学際性

    UNU-IASは、研究教育上のテーマを選ぶ上で、既存の学問分野よりも現実世界の問題を重く見ています。これは、サステイナビリティという喫緊の問題が複雑で学際的なものであるということを認識しているためです。 このことから、サステイナビリティに関わるさまざまな分野の専門知識を集結させ、自然科学、社会科学、ライフサイエンスの専門家と連携を図っています。研究上の共通課題に取り組むために、この多様な専門知識が活用され、教育においては、次世代の国際的なリーダーに必要とされる学際的な理解とスキルを育成することが可能になっています。