パリ協定6条は、官民含めた様々なステークホルダーの関心が集まっています。6条に基づく市場メカニズムは、緩和目標の達成、より野心的な削減および目標持続可能な開発の促進、さらに究極的には世界でのネットゼロ排出目標の達成に向け締約国による自発的な協力を可能とするものです。そのためパリ協定6条は、パリ協定の下での取り組みを促進するための鍵として考えられています。
参加者は本コースを通して、パリ協定6条実施に関連する基本原則やガイダンス、ルールや様式および手続に関する総合的な理解を深めることができます。また、ネットゼロ排出目標の達成に向けた炭素市場の開発や運用をリードする力を身につけることも期待されます。
本コースは、環境省の支援の下パリ協定6条実施パートナーシップセンターとの協力により開発されました。国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、TERI高等研究所とのパートナーシップの下で本コースを実施します。また、国連気候変動枠組条約事務局、世界銀行、アジア開発銀行など本分野での取り組みをリードする国際機関から外部専門家もお招きします。
コースの開講期間は、2024年10月1日〜2025年2月4日です。詳細は、シラバスを参照ください。
注:国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は現在、パリ協定特修ディプロマプログラムの開発を行っています。詳細は検討中ではあるものの、本コースは当該ディプロマプログラムの一部として位置づけられる予定です。
本講座は英語で行われるため、筆記・口述ともに高度な英語能力が求められます。必要な英語力の目安とされるテストのスコアは以下の通りです。
JPY 200,000
2024年8月18日締め切りです。
出願のさらなる詳細は、こちらのリンクより英語サイトをご覧ください。
本コースはハイブリットモードで実施します。対面での講義は国連大学本部ビル(東京)で行われ、Zoomでの配信も行います。
リモートでの参加を希望される場合には、お住まいの地域の時差(UTC+9)にご留意ください。また、Zoomで最適な受講をするためには、高速インターネット接続を備えたコンピューター、スピーカー、マイク、ウェブカメラなどの機材が必要です。
全15回各100分のセッションを行います。(1日に1、2セッション実施予定です)詳細な内容およびスケジュールはシラバスを参照ください。
本コースは、2単位相当のコースです。コースを修了した学生は、成績証明書が付与されます。
UNU-IASは本コースの単位交換について多くの大学と交渉を行ってきましたが、単位交換が可能かは各大学の判断となりますことご留意ください。
お問い合わせ: IC事務局 (icsec@unu.edu)