国連大学短期集中講座

概要
出願資格
出願
コース内容
お問合せ
  • 開講日:
    2024年9月3日
    申込期限:
    2024年7月10日

    UNU-IASは、サステイナビリティ・地球変動・国際開発プロジェクトをテーマにした短期集中講座を、毎年9月に東京の国連大学本部で実施しています。本講座では、地球規模の問題をグローバルな視点から理論と実践の両面において分析するための知識とスキルを提供します。国連大学本部と世界各地にある研究所・研修センターで実施されている、さまざまな研究プロジェクトとも関連して実施されます。学術的レベルの高い講座ですが、専門の異なる大学院生や、さまざまな専門職に従事している方も申し込み可能です。

    出願について

    2024年の願書の受け付けは締め切りました。

    教員と学習環境

    短期集中講座は、国連大学内外の専門家である研究者や実務家を中心とした講師陣で構成されています。これらの教員に加え、著名な研究者や実務家も講師として招かれます。教師陣と直接交流できること、またアカデミック・カウンセラーとして従事しているUNU-IASスタッフからサポートを受けることができるのも大きな利点です。国連大学本部ビル内には国連機関のオフィスもあり、ユニークな学習環境を提供します。

    国連大学図書館

    国連大学図書館は、UNU-IASの研究プログラム、授業、その他の活動を支援することをその目的としています。本館の蔵書は、27,000冊を超える図書と、電子書籍・電子ジャーナル・国連関係資料などの幅広い電子文献を含んでいます。全ての在校生が、コース開始時に図書館の使用に関する総合的なオリエンテーションを受講することができます。

  • 求める学生像

    • 大学院修士または博士課程に現在在籍している学生
    • 国内外のさまざまな職務に就いている、大卒の資格を持つ若い社会人
    • 知識を深め、専門分野で実務的なトレーニングを受けたい人
    • 将来国連機関や多国籍企業、国際的NGO、それに各国外交機関など、公と民間の両分野で国際的職務に就くことを希望する人

    受講料

    1コース JPY 200,000

    必要な英語資格

    本講座は英語で行われるため、筆記・口述ともに高度な英語能力が求められます。必要な英語力の目安とされるテストのスコアは以下の通りです。

    • TOEFLスコア(Paper-based 600/Internet-based100)
    • IELTS(7.0)
  • 出願

    2024年の願書の受け付けは締め切りました。

    出願方法

    出願のさらなる詳細は、こちらのリンクより英語サイトをご覧ください。

    授業の形態

    コースによって異なりますので、各コースのページをご確認ください。

  • 3つコースから成るこの短期集中講座は、学際的な視点を強調しながら、サステイナビリティと開発の問題に対する本質的な理論および多国間アプローチのしっかりした基礎を学生に提供します。

    スケジュール

    開講期間は各講座のページよりご確認ください。
    1コースは100分のセッション15回で構成されています。時間割は3限に分かれていますが(10:00~11:40、12:30~14:10、14:30~16:10) 1日のうち3限全てが1つのコースとなることはありません。

    コースの修了と単位互換

    コースを修了した学生には、UNU-IASから成績証明書が授与されます。各コースは、2単位相当のコースです。UNU-IASと単位互換協定を結んでいる大学はありますが、最終的に単位互換されるかどうかの判断は、学生の所属する大学が行うことになります。

    コース概要

    • 国連システムと持続可能な開発 ’’UN System and Sustainable Development’’持続可能な開発のための2030アジェンダの中心になる17の目標は相互に関連しています。アジェンダにて特に強調されている5つのPのうち、このコースでは人間(People)、豊かさ(Prosperity)、平和(Peace)およびパートナーシップ(Partnership)に着目し、SDGsの達成に向けた現状の問題点の分析と必要なアクションを検討します。国連システム、国際的な政府機関、その他多くの機関での経験を持つ多彩な講師を招へいします。
    • 地球環境の変化とプラネタリー・バウンダリー ’’Global Change and Planetary Boundaries’’:本コースでは、2030アジェンダの中で強調される5つのPのうち、地球(Planet)、人間(People)およびパートナーシップ(Partnership)に着目し、SDGsの達成に向けた現状の問題点の分析と必要なアクションを検討します。国連システム、国際的な政府機関、その他多くの機関での経験を持つ多彩な講師を招へいします。
    • 国際開発プロジェクト原論’’Principles of International Development Project’’:事業評価手法や世界遺産保存へのICT技術の応用といった、開発途上国における中核的な課題についての講義と、開発プロジェクト策定の専門家になったと想定して、開発途上国の政治・経済指導者に対し適切な開発政策の提案をまとめることを目指したグループワークで構成されます。
  • お問い合わせ: IC事務局 (icsec@unu.edu)