日程: 2014年3月20日(木) 13:30 – 17:15
会場: 国連大学本部、エリザベス・ローズホール 地図 »
主催: UNU-IAS、東京大学IR3S、環境省
言語: 日本語・英語(同時通訳)
お問合せ: 横井 彩, UNU-IAS, geoc@unu.edu
水には多様な側面があり、人々の渇きを癒やし、大地に豊かな実りをもたらします。清浄な海洋と淡水環境は豊かな生物を育み、また、その流れは電力という大きな力を生み出します。これらの恩恵なしには今の社会は成り立たちません。
一方で、水は洪水や津波、土砂災害といった災害を引き起こします。人間は長い期間をかけて自然災害と闘い続けてきましたが、これら災害への対応のあり方が現在問われています。また、人間の社会経済活動は、世界中で水質汚濁という問題を引き起こし、清浄な水を確保するために、多大なエネルギーを要する水処理インフラ建設が必要とされています。さらに、限られた水資源を巡る争いが、世界中の国際河川において生じています。さらに近年では、地球規模の課題である気候変動は水利用や水災害にも密接に関係していることが明らかになっています。世界や地域の変化に対応し、水とエネルギーを一体的に考える必要性があります。
こういった背景の中、2014年の世界水の日を記念して、「水とエネルギーのつながり(Water Energy Nexus)」をテーマに、アジア太平洋地域の専門家による国際シンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、持続可能な開発の実現を目指し、地域のなかで持続可能な社会を作るために必要とされる、水とエネルギーの一体的な管理の提案と、それを支える技術や政策について話し合います。
13:30-13:45 |
開会挨拶 武内和彦(UNU 上級副学長、東京大学IR3S機構長) 来賓挨拶 谷津龍太郎(環境事務次官)(予定)
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基調講演 | |
13:45-15:15 |
Prof. Reza Ardakanian (UNU-FLORES所長) 沖大幹教授(東京大学生産技術研究所) Dr. Srikantha Herath(UNU-IASシニア・アカデミック・プログラム・オフィサー) |
パネルディスカッション | |
15:45-17:00 |
コーディネーター:竹本 和彦 (UNU-IAS所長) パネリスト: Dr. Ni Guangheng(中国 清華大学水資源研究所所長) Dr. Krishna Chandra Paudel (ネパール 水・エネルギー委員会次官) Dr. Chongrak Polprasert(タイ タマサート大学教授) |
17:00 |
総括 武内和彦 |
17:15 |
閉会 |
17:30-18:30 |
レセプション(於:UNU 2階) |
UNU Headquarters
53-70, Jingumae 5-chome
Shibuya-ku, Tokyo 150-8925
Japan