2014年5月1-3日に、石川県小松市にて、国際会議「里山・社会生態学的生産ランドスケープにおける伝統的な知恵を活かした持続可能な発展」が開催されます。
里山やその他の社会生態学的な生産環境において、伝統的な地域の知識や知恵、慣習が、生物多様性の保全と持続的な利用に向けて大きな役割を担うことが、現在、国際的に注目されています。今回の国際会議では、伝統的知識と科学的知識の交換や相乗効果の可能性に光をあて、社会学、農学、林学的アプローチにより、伝統的な知識と科学と政策をつなぐことを目的に開催されます。地域的な政策立案者との対話を行うと共に、議論された内容は、生物多様性に関する条約(CBD)や、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)などによる国際的な意思決定プロセスに貢献することが期待されています。
本会議は、金沢大学地域創造学類およびカナダ天然資源省森林局(NRCan)が共催し、農林水産省、環境省、石川県、小松市の後援、筑波大学大学院 生命環境科学研究科生命産業科学専攻、国際連合大学 サステイナビリティ高等研究所、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット、京都大学大学院 地球環境学堂の協力により開催されます。
なお、本会議は、平成25年度環境省環境研究総合推進費の採択課題1-1303「生態系サービスのシナジーとトレードオフ評価とローカルガバナンスの構築」(研究代表:齊藤修・国連大学)の研究の一環として行われます。
参加申込につきましては、以下のページをご覧下さい。
里山・社会生態学的生産ランドスケープにおける伝統的な知恵を活かした持続可能な発展
サイエンスヒルズこまつ
ひととものづくり科学館
〒923-8610 石川県小松市こまつの杜2番地
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お問合せ: 齊藤修、UNU-IAS, saito@unu.edu