国連大学対談シリーズ:パリ協定とSDGsの達成に向けたグローバル行動の推進ーSDGsサミットやCOP28を見据えて

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イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2023年8月24日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京

    Photo: Youseff Nassef

    2023年8月24日国連大学は、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)適応部門のユセフ・ナセフ ディレクターをむかえて対談を開催します。

    ナセフディレクターとチリツィ・マルワラ国連大学学長との対談では、気候行動とSDGsの間の相関性および、地球規模でこの二つの目標に対する野心を高め、実践を強化するための方法について議論します。

    気候変動は、あらゆる国にとって単体としても持続可能な開発に対する最も大きな脅威であり、最も貧しく脆弱な国々に偏在的に悪影響を及ぼします。パリ協定の核心的目標である、世界の産業革命以前のレベルから気温上昇を1.5℃の⽔準に抑えることは、2030アジェンダと持続可能な開発のための目標(SDGs)達成に不可欠です。パリ協定はいかに持続可能な開発に関する2030アジェンダ達成に貢献するのでしょうか?来たる第28回気候変動枠組条約締約国会議(COP28)では、いかなる成果が期待されているのでしょうか?グローバル目標への誓いを新たにするべく9月に開催されるSDGsサミットに対して、いかなる希望を抱くべきでしょうか?

    参加方法

    本イベントは満席となりましたため、登録は締め切りとさせていただいております。 

    本イベントは東京・国連大学本部のGEOCスペースにて開催されます。

    国連大学(UNU)主催イベントへの参加者は、イベント関連の写真や、スクリーンキャプチャ、動画、音声に登場する可能性があります。 更なる詳細は、こちらのイベント情報ページをご参照ください。

    言語

    本イベントは英語で行われます。

    登壇者について

    ユセフ・ナセフディレクターは、気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)の設立以来、一連の適応計画を主導してきました。ナセフディレクターは、外交と国際環境政策で30年以上の経験を有し、エジプト外務省からの出向外交官としての顔も持ちます。
    ナセフディレクターはその高いリーダーシップ能力から、UNFCCCにおいて適応計画に関する数多くのイニシアティブを主導してきました。その一例として、影響、脆弱性、適応に関する国際的な知識ハブであるナイロビ作業計画や、損失と損害に関するワルシャワ国際メカニズムの設立を通じた「国家適応計画(NAP: The National Adaptation Program)」や「適応行動計画(NAPA:National Adaptation Programmes of Action)」の支援などが挙げられます。最近では、2030年以降のレジリエンス(強靭性)を達成するために、先見性を備えた方法論を用いるレジリエンス・フロンティア(Resilience Frontiers)を立ち上げました。

    ナセフディレクターの詳細な経歴に関しては、英語版のイベント情報ページをご覧ください。

    国連大学対談シリーズについて

    国連大学対談シリーズは、影響力のある専門家、世界の指導者、著名な学者や著述家たちが、現代のグローバルな課題、政治、メディアなどに関する個人的な洞察を公に共有するための機会を提供する特別なイベント型プラットフォームです。東京の国連大学本部にて開催される本対談は、国連事務次長であるチリツィ・マルワラ国連大学学長が主催・司会を務めます。この一連のイベントは、無料で一般に公開されており、気軽な雰囲気の中で参加者と登壇者との積極的な交流が可能です。また、対談中または対談後のレセプションにて、登壇者への直接質問または意見交換が可能です。

  • 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
    〒150-0001
    東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F

    http://www.geoc.jp/access/