ルアンパバーンの文化遺産保護に向けて

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イベント
  • DATE / TIME:
    2023年2月16日    09:45 - 11:15
    場所:
    オンライン

    国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、「より公平な世界に向けた教育の改善」をテーマにワシントンD.C.で開催される第67回比較国際教育学会(CIES 2023)にてオンラインセッションを主催します。本イベントでは、ラオス人民民主共和国の街・ルアンパバーンで、持続可能な開発の促進および無形文化遺産(ICH)の保護促進する目的で開催された一連のワークショップ「ユース・アンバサダー・フォーラム」に参加したユースに関する大規模調査の初期の結果を紹介する予定です。参加者は、無形文化遺産に関する概念と実践、無形文化遺産保護におけるコミュニティ参加の重要性やそれらと持続可能な開発目標(SDGs)との関連について研修を受けました。

    参加方法

    本セッションはCIES2023の参加者を対象としています。Zoom Room 108で開催されます。参加登録の詳細はCIES 2023のウェブサイトをご覧ください。

    言語

    本セッションは、英語で行われます。

    背景

    ユース・アンバサダー・フォーラムは、「ルアンパバーンにおけるICTを活用した無形文化遺産(ICH)の保護・継承の促進」プロジェクトの一環として開催されました。本プロジェクトは、意識向上を通じたコミュニティの遺産保護の強化(SDGs 11.4)、現在と未来の職人の協働を通じた持続可能な観光の促進(SDGs 8.9)、ICH保護推進のための教育者の能力強化(SDGs 4.7)によって、ルアンパバーンにおけるSDGsのローカライゼーション(地域化)に寄与することが期待されています。

    その他のセッション

    UNU-IAS は、2023年2月15日9:45-11:15(日本時間)に行われるオンラインセッション「気候変動、サステイナビリティ、環境正義」にも貢献する予定です。JSPS-UNUのサワロス・タナポーンサンス研究員が、高等教育における持続可能な開発のための構成主義デザインについて言及し、日本とタイの大学生・大学院生を対象に行ったデザインに基づく質的研究プロジェクトについて発表します。さらなる詳細はイベントページからご利用いただけます。