UNU-IASは、韓国農村振興庁国立農業科学院(RDA)とともに「農業遺産の持続可能な保全とは何か?」をテーマに公開セミナーを開催します。
RDAとUNU-IASは、2018年1月から3年間にわたり、FAOが認定する世界農業遺産(GIAHS)と各国が認定する国内農業遺産についての日本と韓国の比較研究プロジェクトを実施しています。
本セミナーでは、韓国の世界農業遺産の認定に尽力したRDAの金尙範(キム・サンボン)氏と李應喆(リ・オンチョル)氏を招き、韓国における農業遺産の保全の進捗状況や課題について紹介いただくとともに、UNU-IASの「農村地域内外の多様な主体の連携による生物多様性の保全・活用活動のモニタリング・評価手法の開発」や、Satoyamaイニシアティブのレジリエンス指標などの研究成果を通じた世界農業遺産の持続可能な保全について意見交換を行います。
14:15 受付
14:30 開会の挨拶
UNU-IASアカデミックディレクター 斎藤修博士
15:00 里山レジリエンス指標の活用した農業遺産の保全、モニタリングと評価
UNU-IAS研究員 イヴォーン・ユー博士
15:50 休憩
16:05 韓国における農業遺産の保全管理のための住民活動
RDA研究員 金尙範博士
16:35 パネルディスカッションセッションとQ&A
17:30 終了
モデレーター:永田明(UNU-IASアドバイザー)
パネリスト:斎藤修、イヴォーン・ユー、金尚範、李應喆
参加無料、一般公開。参加ご希望の方は、お名前とご連絡先(E-mailアドレスまたは電話番号)を記載のうえ、6月6日(水)17:00までにE-mailにて(yiu@unu.edu)お申し込みください。
主催:UNU-IAS、韓国農村振興庁国立農業科学院(RDA)
対象:大学、行政、農業遺産の研究者、学生など
東京都渋谷区神宮前5-53-70
国連大学本部
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