2020年度第2回目となる、今回のUNU-IASいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)「能登の里海セミナー」では、SDG14「海の豊かさを守ろう」の中でも特に、以下2つのターゲットに注目します。「ターゲット2:2020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う」および「ターゲット5: 2020年までに、国内法及び国際法に則り、最大限入手可能な科学情報に基づいて、少なくとも沿岸域及び海域の10パーセントを保全する」、この2つを取り上げ、主に海洋生物多様性の保全に関連した目標について議論します。
保全に向けた努力にもかかわらず、海洋および沿岸の生物多様性は、土地や海洋利用の変化や気候変動など、人間が引き起こす環境への負担により様々な影響を受けています。この現状を踏まえ、本セミナーでは、近年の国内外においての海洋生態系に関する話題と動向、保全に向けた取り組みを紹介します。また、海洋環境の保護と海洋生物多様生の保全のために私たちができることについて、生物多様性の専門家や石川県能登地域のダイバーを交えて意見交換を行います。
このイベントの詳細・お申し込みについてはこちらをご確認ください。