12月11日(木)、国連大学サステイナビリティ高等研究所は、CBD/COP12報告会~生物多様性保全に関する世界の動きと石川の取り組みと題したUNU-IAS OUIK公開セミナーを開催します。
2010年の愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会合(COP10)で生物多様性条約の目標を達成するための2011年から2020年までの締約国の行動計画、いわゆる「愛知目標」が策定されました。そして2014年10月に韓国平昌市(ピョンチャン市)で開催されたCOP12の主なトピックはこの愛知目標の達成度評価についての議論でした。国際社会や各国の取り組みはどれほどすすんでいるのか、生物多様性の喪失に歯止めはかかっているのか、日本、そして石川県の取り組みはどのように評価されるのか、専門家や実際に生物多様性保全のために活動されている方々のお話を聴きます。
本イベントへの入場は無料ですが、事前登録が必要です。参加ご希望の方は、お名前とご連絡先(E-mailアドレスまたは電話番号)を記載のうえ、「12月11日公開セミナー参加希望」と明記し、下記のE-mailまたはFaxにてお申し込みください。
Email: unu-iasouik@unu.edu
Fax: 076-224-2271
(開場13:30)
14:00–14:10 開会の挨拶
渡辺綱男 (UNU-IAS OUIK所長)
14:10–15:00
「生物多様性保全に向けた世界の動き-生物多様性条約第12回締約国会合の報告 と日本の戦略」
奥田直久 (環境省生物多様性地球戦略企画室長)
15:00–15:30
「COP12における石川県の活動報告」
清水正雄 (石川県農林水産部里山振興室次長)
15:30–15:50 コーヒーブレーク
15:50–16:30
「COP12におけるOUIKの活動とURBIO会合の報告」
永田明 (UNU-IASシニアプログラムコーディネーター)
飯田義彦 (UNU-IAS OUIK研究員)
16:30–17:00
「伝統と科学の出会うところ・まるやま組の取り組み紹介」
萩のゆき (まるやま組主催)
17:00–17:20 生物多様性に関する課題と方向性について(意見交換)
17:20–17:30 総括コメント
中村浩二 (金沢大学特任教授)
17:30 閉会
本イベントは、石川県の共催のもと、UNU-IASいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)の活動の一環として実施します。
石川県金沢市広坂2-1-1
石川県政記念しいのき迎賓館
2階ガーデンルーム
UNU-IAS OUIK
Email: unu-iasouik@ias.unu.edu
Tel: 076-224-2266