UNU-IASと独立行政法人日本貿易振興機構 アジア経済研究所(IDE-JETRO)は、「水産資源の持続可能なサプライチェーン ー2020東京五輪に向けた日本社会の課題」を開催します。持続可能な開発目標(SDGs)の目標14でも言及されている、海洋および海洋資源の保全と持続可能な利用は、オリンピックにも広がっており、ロンドン五輪では、水産商品の調達にMSC認証が義務付けられました。一方、日本ではこうした認証の認知度が低い上、水産業にかかわる外国人労働者の劣悪な労働環境や人権侵害への批判が高まっています。このため、2020年開催の東京五輪に向け、日本がどのような調達方針を示すのか、関心が高まっています。
本イベントでは、日本の業界団体を背景とする「マリーン・エコラベル・ジャパン」の新たな活動に着目し、水産資源に関するサステナビリティ―認証の在り方、その背景にある人権問題への対処、日本の消費者・民間セクターが、2020年に向けてどのような取り組みを求められているのか、といった点について、議論します。
参加をご希望の方は、こちらから事前の登録をお願いします。(締め切り:8月31日午後17時)ただし、定員100名に達した際には、申し込みを締め切ります。また、取材のため、会場内に報道機関のカメラや撮影チームが入る可能性もあります。ご了承ください。
14:30 開場
15:00-15:05 趣旨説明
15:05-16:00 講演1「日本の水産業とサステナビリティ―認証について」
16:00-16:30 講演2「東南アジア水産業における外国人労働者の労働環境」
16:30-16:45 講演3「『里海』と日本の消費者」
16:45-17:00 休憩
17:00-18:00 パネルディスカッション「東京2020に向けた企業と消費者の取り組み」
モデレーター
パネリスト
ジェトロ・アジア経済研究所 研究支援部成果普及課
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