世界が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミック(世界的流行)によって引き起こされた経済的・社会的混乱に直面している中で、日本を含む多くの国が、気候変動の脅威に対処するため、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、2050年カーボンニュートラルを宣言し、官民あげてグリーンリカバリーに向けた取組みを強化しています。
本サイドイベントは、国連持続可能な開発目標に関するハイレベル政治フォーラム2021(HLPF 2021)の一環で、国連大学の3つの研究機関(日本、ドイツ、ガーナ)がパートナーと共同でオンラインで開催するもので、世界の各地域のステークホルダーの代表をパネリストとして招待し、2050年カーボンニュートラルを達成するために求められる経済・社会システムのトランスフォーメーション(変革)対する期待と課題、持続可能な開発目標(SDGs)の実現との関係性などに焦点を当てます。
本イベントでは、日本、アフリカ、欧州を含む世界各地域のステークホルダーの代表(政府、国連機関、学識経験者、民間企業、市民社会)が一堂に会し、カーボンニュートラルの実現に伴う経済社会システムの急速な変革に対する期待と課題について、コロナ禍からのグリーン復興の取組も交えて、それぞれの立場から発信を行い、「カーボンニュートラル実現に伴う社会変革における公平性」、「公正な社会変革の実現可能性」などについてディスカッションを行います。
開催スケジュール: 7月6日(火)日本時間20:30–22:00(07:30–9:00 EDT)、オンライン
全ての方にご参加いただけますが、事前登録が必要です。
イベントは日本語と英語で行われます(※同時通訳あり)
07:30–07:35 | 開会挨拶 |
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07:35-07:40 | ビデオメッセージ |
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07:40–07:55 | 基調講演 |
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07:55–08:55 | パネル・ディスカッション | 司会: シャオメン・シェン UNU欧州事務所副学長、UNU-EHS 所長
ー質疑応答 ー司会者によるまとめ |
08:55–09:00 | 総括・閉会 |
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全てEDT(東部夏時間)で表記
国連大学 — サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、アフリカ自然資源研究所 (UNU-INRA)、環境・人間の安全保障研究所 (UNU-EHS)、 国連経済社会局 (UN DESA)、 国連アフリカ経済委員会 (UN ECA)、 国連気候変動枠組条約 事務局(UNFCCC)
このイベントのフライヤーはこちらからダウンロードいただけます:
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登壇者のプロフィール情報はこちらから閲覧・ダウンロードいただけます。(英語のみ)
UNU-IASは、カーボンニュートラルだけでなく、持続可能な開発のための教育(ESD)や生物多様性といったテーマに関して、議論を深めるための一連のサイドイベントを通じて、 HLPF2021に貢献しています。