国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、国連生物多様性条約第15回締約国会議(CBD COP 15)でサイドイベントを共催し、社会包括的かつ効果的な方法による持続可能な開発の促進に向けて、多くの「地域をベースとするその他の効果的な保全手法(OECMs)」を含む生態系回復のための、ランドスケープ・シースケープアプローチにおける地域の行動とパートナーシップの役割に焦点を当てます。本イベントでは、「SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)」の第4フェーズが開始され、ポスト2020生物多様性枠組(GBF)と国際SATOYAMAイニシアティブとの関連性、および「国連生態系回復の10年」や「持続可能な開発目標(SDGs)」への貢献について議論が交わされます。
COMDEKSは、日本環境省(MOEJ)、経団連自然保護基金(KNCF)、地球環境ファシリティ(GEF)から資金提供を受け、国連開発計画(UNDP)が地域環境ファシリティ小規模無償プログラム(GEF-SGP)を通じて実施しています。
本サイドイベントは、CBD COP15参加者の皆様を対象に、会場内のBusiness and Industry Organizationsの会議室514Aにて開催されます。
プログラム詳細は、準備出来次第こちらのページに掲載致します。
本イベントは、UNDP、地球環境ファシリティ小規模無償プログラム(GEF-SGP)、日本環境省(MOEJ)、地域環境ファシリティ(GEF)、生物多様性条約事務局(CBDP)、UNU-IASが共催します。
SATOYAMAイニシアティブは、自然と人間の共利に寄与するための「社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)」の概念を推進するグローバルな取り組みです。SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)は、2010年の国連生物多様性条約第10回締約国会議(COB COP10)において設立され、現在では300近い政府組織・NGO・学術機関・民間団体などが加盟しています。人と自然との良好な関係に基づく自然と調和した社会の実現を基本目標に据えて活動を行っています。