UNU-IASは、現在スイスのジュネーブで開催中の生物多様性条約(CBD)会議にて、ポスト2020生物多様性枠組の実施に向け効果的なランドスケープ・アプローチの使用に焦点を当てたサイドイベントを開催します。
本イベントでは、⽣物多様性国家戦略及び⾏動計画(NBSAPs)の策定と実施において、ランドスケープ・アプローチを取り入れるための課題と能力構築の必要性を検証します。現在、CBD事務局の協力のもと、UNU-IASが公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)とともに政策立案者のためのツールとして策定しているNBSAPsマニュアルの概要を紹介し、本マニュアルがCBD締約国や関連組織の要望に確実に応えるものとなるよう、提案と意見を収集することを目指しています。本イベントは、IGES、国際連合開発計画(UNDP)および日本国環境省との共催で行います。
ランドスケープの管理は、ポスト2020生物多様性枠組やその他の国際目標を実行する上で、重要や役割を果たします。しかし、UNU-IASが行った既存のNBSAPsの分析で、統合的なランドスケープアプローチが国家政策に広く取り入れられていないことが明らかになりました。ポスト2020生物多様性枠組の策定過程においては、多くのCBD締約国及び機関が、次期NBSAPsにランドスケープアプローチを取り入れる能力強化の重要性を強調しています。
本イベントは、スイス、ジュネーブの会議会場およびオンラインで開催されます。
ご参加には、こちらのズームリンクをご利用ください。事前登録は不要です。
本イベントは、英語で行われます。
司会:UNU-IAS
21:15 開会挨拶
21:20 講演「NBSAPsへのランドスケープアプローチの適用について」
21:30-22:10 パネルディスカッション&質疑応答
※時刻は日本時間で記載