国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、2022年3月にスイスのジュネーブで開催中の生物多様性条約(CBD)会議にて、「地域をベースとするその他の効果的な保全手法(OECMs)」の指定と管理を行う上での社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)の潜在的な貢献に関するサイドイベントを共催します。本イベントでは、さまざまな観点からOECMプロセスの最新情報を紹介し、進行中の、そして将来の取り組みに関するニーズと優先事項についての議論の機会を提供します。本イベントは、コンサベーション・インターナショナル(CI)、国連貿易開発会議(UNCTAD)、日本環境省、国際自然保護連合(IUCN)と協力して開催されます。
OECMsは、厳密に指定された保護地域を超えて効果的な地域ベースの保全を拡大し、はるかに広い地域が生物多様性に配慮した空間計画によってカバーされることを保証するための強力なツールです。人間とその生産活動はOECMにおいてより大きな役割を果たすことが期待されています。したがって、人間と自然の調和のとれた関係を達成するために自然に優先的(ネイチャー・ポジティブ)なアプローチを促進することが重要です。
OECMの政策プロセスに貢献するために、UNU-IASとコンサベーション・インターナショナルは、ランドスケープ管理に関する長年の経験から情報とアイデアを収集し、得られた教訓をOECMの指定と実施に適用するプロジェクトを開始しました。
本イベントは、スイス、ジュネーブの会議会場およびオンラインで開催されます。ご参加には、こちらのZoomリンクをご利用ください。事前登録は不要です。
本イベントは英語で行われます。
(随時変更の可能性があります。)
21:15 開会挨拶
21:20 – 21:30 プレゼンテーション「OECMs を機能させる –効果的な地域ベースの保全のための生産ランドスケープ–」
21:30 – 21:50 パネルディスカッション
21:50 – 22:20 質疑応答およびオープンコンサルテーション
22:20 – 22:30 まとめ
※時刻は日本時間で記載