2024年12月10日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、サウジアラビア、リアドで開催される国連砂漠化対処条約第16回締約国会議(UNCCD COP16)にてサイドイベントを開催します。本イベントでは、生産、開発および自然資源保全に関連するゴールと包括的ランドスケープ・アプローチを通した生態系機能間の連結性について考えます。
本イベントでは、オーディエンス参加型の金魚鉢セッションを用いてランドスケープ・アプローチ実施のチャンスと課題について考察します。この双方向のディスカッション形式は、社会生態学的視点を様々な政策レベルにおける意思決定に組み込み、強靭なガバナンス構造を推進するための協働型対話を促すことを目的としています。
ディスカッションでは、包括的ランドスケープ・アプローチの運用化のための好事例やツールや、10年以上に渡るSATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)の取り組みを取り上げます。また、土地および水管理アプローチがどのように生態系の健全性、食料安全保障および人間のウェルビーイングの条件と整合しているかについても議論します。さらに、UNU-EHSのポリシーレポート「The Contribution of Land and Water Management Approaches to Sustainable Land Management and Land Degradation Neutrality」(日本語訳:持続可能な土地管理及び土地の劣化の中立性への土地および水管理アプローチの貢献)の考察も共有します。
本イベントはUNCCD COP16参加者が対象です。詳細は公表され次第このページに掲載します。
国連大学(UNU)主催イベントへの参加者は、イベント関連の写真や、スクリーンキャプチャ、動画、音声に登場する可能性があります。 更なる詳細は、こちらのイベント情報ページをご参照ください。
本イベントはUNU-IASと国連大学環境・人間の安全保障研究所(UNU-EHS)の共催で開催します。
MET-07, COP 16 Blue Zone, Saudi Arabia