2024年10月31日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、コロンビアのカリで行われる国連生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)にて、サイドイベントを開催します。本サイドイベントでは、マルチステイクホルダーの連携がどのように革新的持続可能な解決策を推進、地球規模の生物多様性目標を促進し、地域のニーズと優先事項に対処できるかを取り上げます。異なる価値観や優先事項と向き合い交渉を進めるための、実践的メカニズムとツールやランドスケープ・シースケープ規模で連携しているステイクホルダーの例を紹介します。
パネルディスカッションに続くプレゼンテーションでは、政府、国際機関、市民社会および学術会からの代表者が、自然共生社会実現のための実地でのイニシアティブ支援をするための連携強化について意見を共有します。
本イベントは、COP16の開催地コロンビア、カリのプラザワンMavecure – Business and Industry Organizations meeting roomで開催されます。COP16参加者が対象です。
国連大学(UNU)主催イベントへの参加者は、イベント関連の写真や、スクリーンキャプチャ、動画、音声に登場する可能性があります。 更なる詳細は、こちらのイベント情報ページをご参照ください。
本イベントは英語で行われます。
詳細なプログラムは英語ページをご覧ください。
本イベントはUNU-IAS、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)、日本国環境省、生物多様性条約事務局(SCBD)、Tebtebba財団、生物多様性グローバルユースネットワーク(GYBN)およびカンボジア国環境省との共催で行われます。
生産ランドスケープ・シースケープ内の生物多様性保全とその持続可能な利用における実地の取り組みは生物多様性条約の2050年ビジョン達成のために極めて重要です。政府全体、社会全体でのアプローチはこれらの取り組みの推進と昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)の成功に対する貢献のための鍵となります。
2010年以来、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)は「自然共生社会実現」を目的とする多様なイニシアティブ内のシナジーを推進する地球規模のプラットフォームとなっています。IPSIは中央および地方政府、NGO、先住民および地域社会、企業、アカデミア、政府間機関およびユースなどのパートナーと協働しています。このようなパートナーシップを通じて、IPSIはIPSI協力活動、SATOYAMA保全推進メカニズム(SDM)、レジリエンス指標、SATOYAMAイニシアティブ主題レビュー(SITR)およびSATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)などの実地でのイニシアティブを支援するメカニズムやツールを開発してきました。
Centro de Eventos Valle Del Pacífico (CEVP), Plaza One, Mavecure – Business and Industry Organizations meeting room