2014年11月12日から19日にかけて、オーストラリアのシドニーにおいて第6回世界国立公園会議が開催されました。世界国立公園会議は、国際自然保護連合(IUCN)が約10年に一度開催している国際会議で、今回は世界170カ国以上から6,000名以上が参加し、日本からも多数の専門家が参加しました。会議では、環境省がFAO及び世界保護地域委員会(WCPA)と共同で「ストリーム4:Supporting Human Life (人々の暮らしへの支援)」を担当し、防災・減災に関していくつかの分科会を開催したほか、アジア国立公園会議の成果も紹介されました。また、国立公園など保護地域に関するアジアの連携を推進するための新しい枠組みとなる「アジア保護地域パートナーシップ(APAP)」が正式に発足しました。本報告会では、世界国立公園会議に参加した日本の専門家がそれぞれの視点から報告を行い、今後の国内外の保護地域行政や研究の方向性について議論します。
15:00 開会
15:00–15:05 開会あいさつ
15:05–15:15 全体報告
熊谷嘉隆(国際教養大学教授)
15:15–15:25 吉田正人 (筑波大学 教授)
15:25–15:35 山本清龍 (岩手大学 准教授)
15:35–15:45 長倉恵美子(日本国際湿地保全連合)
15:45–15:55 伊藤弘 (筑波大学 准教授)
15:55–16:05 質疑応答
16:05–16:20 休憩
16:20–16:30 土屋俊幸 (東京農工大学 教授)
16:30–16:40 安部真理子 (日本自然保護協会)
16:40–16:50 佐藤真耶 (IUCN日本委員会)
16:50–17:00 海津ゆりえ (文教大学 教授)
17:00–17:10 古田尚也 (IUCN日本プロジェクトオフィス)
17:10–17:20 質疑応答
17:20–17:55 自由討議
進行: 熊谷嘉隆 (国際教養大学 教授)
17:55–18:00 閉会あいさつ
岡本光之 (環境省国立公園課長)
入場は無料ですが、事前登録が必要です。参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
環境省
国連大学サステイナビリティ高等研究所、GEOC
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