11月25日(火)、国連大学(東京)にて、地球温暖化に関する国際シンポジウム「変化する気候への適応と未来の姿」を開催します。
本シンポジウムは、文部科学省「気候変動適応研究推進プログラム(RECCA)」と環境省環境研究総合推進費S-8「温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」の両事業の主催で開催されます。
当日は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長のラジェンドラ・パチャウリ氏によるビデオメッセージと、気候変動への適応を担当する第2作業部会の共同議長であるクリス・フィールド氏から、本年11月初旬に採択が予定されている統合評価報告書の内容や、気候変動に関する世界の状況をご紹介いただきます。
RECCAとS-8両事業に関わる日本の研究者からは、科学的研究成果を自治体が活用することを想定した取組例を紹介します。
RECCAとS-8両事業による成果を活用しながら、来年度からの実施に向け検討が進められている「気候変動適応技術社会実装プログラム」を通じて、温暖化にどう適応していくか、実際に適応策を立案・実施する自治体、企業の皆様をはじめ、適応研究に携わる研究者、将来を担う若い世代、そのほか多くの方々と一緒に考えます。
当日は、RECCAとS-8の各課題によるポスターセッションも行われます。皆様のご参加をお待ちしております。
なお、 本シンポジウムへの入場は 無料ですが、事前登録が必要です。参加のご登録は、左上のご登録ボタンからお願いいたします。
日英通訳あり
12:30 開場(13:20までポスターセッション)
13:30-13:50 開会挨拶
文部科学省
環境省
竹本和彦(国連大学サステイナビリティ高等研究所所長)
13:50-14:05 講演者紹介
三村信男(茨城大学長)
14:05-14:30 ビデオメッセージ
ラジェンドラ・パチャウリ(気候変動に関する政府間パネル議長)
14:30-15:10 基調講演「気候変動の影響、適応及び脆弱性:IPCC第5次評価報告書」
クリス・フィールド(気候変動に関する政府間パネル 第二作業部会 共同議長/カーネギー研究所地球生態学部長)
15:10-15:30 休憩(ポスターセッション)
15:30-15:45 「適応して、変われる都市環境」
高橋桂子(海洋研究開発機構 地球情報基盤センター長)
15:45-16:00 「気候変動下の自然災害に対する実践的適応技術の開発」
小松利光(九州大学 特命教授・名誉教授)
16:00-16:15 「情報技術と気候変動下における持続的食料生産」
二宮正士(東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)
16:15-16:30 「気候変動が熱関連死亡に与える影響」
本田靖(筑波大学体育系 教授)
16:35-17:05 質疑応答
司会 武若聡(筑波大学 教授)
17:05-17:10 閉会挨拶 太田俊二(早稲田大学 教授)
17:10-17:30 ポスターセッション
総合司会: 肱岡 靖明(国立環境研究所 社会環境システム研究センター 環境都市システム研究室室長)
※プログラムは変更の可能性があります。