金沢市は、ユネスコ創造都市ネットワーク、クラフト・フォークアート部門のメンバーであり、2015年5月26-27日にユネスコ創造都市ネットワークの年次会合を開催します。世界中の創造都市ネットワークメンバーが一堂に集うこの機会に、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IAS OUIK)は、5月28日(木)に石川-金沢生物文化多様性圏の提案~都市文化と里山里海をつなぐ「石川-金沢モデル」と題した国際シンポジウムを開催いたします。
UNU-IAS OUIKは、文化の多様性と生物多様性の関係に着目して研究を行ってきました。特に金沢市の豊かな有形無形の文化と周辺地域の自然とのつながりを事例として扱ってきました。本シンポジウムでは、金沢の豊かな文化が、いかに石川の豊かな自然の中で育まれたかを紹介します。また、ユネスコと生物多様性条約事務局が共同で進める「生物と文化の多様性をつなぐ(英語のみ)」プログラムの担当官をお迎えし、生物文化多様性の国際的な動きについても紹介していただきます。
本イベントは、日本語と英語の同時通訳があります。
プログラムは、こちらからダウンロードできます。
14:00–14:15 開会挨拶
武内和彦 (国連大学上級副学長)
14:15–14:35 基調講演1 「生物多様性と文化多様性のつながり」
ジョン・スコット (生物多様性条約事務局 生物文化多様性 プログラム担当官)
14:35–14:55 基調講演2 「持続可能な発展のための生物文化多様性」
アナ・パーシック (ユネスコ生物文化多様性 プログラム担当官)
14:55–15:15 基調講演3 「生物文化多様性とフィレンツェ宣言 ヨーロッパの取り組み」
マウロ・アニョレッティ (フィレンツェ大学 農学部)
15:15–15:30 コーヒーブレーク
15:30–16:30 地元金沢からの事例報告
16:30–16:50 「生物文化多様性圏—石川-金沢モデルの紹介」
敷田麻実 (北海道大学/OUIK「都市と生物多様性」プロジェクト リーダー)
16:50–17:35 パネル ディスカッション
テーマ「石川-金沢モデルを世界に発信するために」
モデレーター: 渡辺綱男 (UNU-IAS OUIK所長)
パネリスト:
17:35–17:45 閉会挨拶
中村浩二 (金沢大学特任教授/国連大学客員教授)
参加ご希望の方は、お名前、ご所属、ご連絡先を記載のうえ、「5月28日公開シンポジウム参加希望」と明記し、unu-iasouik@unu.eduまでE-mailにてお申し込みください。
国連大学サステイナビリティ高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティングユニット(UNU-IAS OUIK)
石川県、金沢市
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本イベントは、UNU-IASいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)の活動の一環として実施します。
金沢21世紀美術館
地下1階 シアター21(予定)
石川県金沢市広坂1-2-1