2014年10月17日、国連大学サステイナビリティ高等研究所と環境省は、シンポジウム「地域での学びから持続可能な世界の未来へ ~ESDのこれからと岡山からのメッセージ~」を開催します。
本年11月に名古屋と岡山で開催される「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」に向けて、国内での持続可能な地域づくりにパートナーシップが果たす役割とその推進方策について、有識者からの話題提供と、参加者とのパネルディスカッションを行います。
また、これから世界が取り組もうとしている持続可能な開発目標(SDGs)に対して、ESDがどのような貢献ができるのかを議論を通して考えます。
講演では、SDGs等の国際動向からESDをはじめとする地域での取組とのつながりを探り、パネルディスカッションでは、地域での活動に注目して、各主体(一般市民、NGO・NPO、行政等)の問題意識やESD及びパートナーシップ推進のためのアイディアを議論します。そして、これらの討議を岡山からのメッセージとして取りまとめ、ESDに関するユネスコ世界会議で発信します。
(開場:13:30~)
開会挨拶
鈴木 義光(環境省 総合環境政策局 環境教育推進室長)
浅井 孝司(岡山市ESD世界会議推進局長)
講演
司会進行:廣野 良吉(成蹊大学名誉教授)
講演者:
「SDG(持続可能な開発目標)をどう生かすか?-グローバルとローカルを結ぶもの-」
松下 和夫(京都大学名誉教授)
「多主体とのパートナーシップでつくる“持続可能な地域目標”」
星野 智子(環境パートナーシップ会議 副代表理事)
「岡山におけるESDの実践とSDGs」
青山 勳(岡山大学名誉教授)
「地域総働型のESD実践(岡山市京山地区)からわかったこと」
池田 満之(岡山市京山地区ESD推進協議会会長)
「ESDの推進-行政からみた意義-」
浅井 孝司(岡山市ESD世界会議推進局長)
パネルディスカッション
「ESDのこれからと岡山からのメッセージ」
モデレーター: 武内 和彦(国際連合大学 上級副学長)
講演者と会場との質疑応答、岡山での経験を踏まえた今後のESDの進め方、各主体をつなげ強化するパートナーシップの在り方などについて、アイディアを議論します。
本シンポジウムに参加ご希望の方は、こちらからお申し込みください。定員100名になり次第締め切らせていただきます。
岡山県岡山市北区奉還町2-2-1
岡山国際交流センター
2F国際会議場