UNU-IASとお茶の水女子大学は、持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development, ESD)の10年の最終年会合「ESDに関する世界会議」が日本で開催されることを記念し、国際シンポジウム「サステイナビリティとジェンダー」を開催します。
ESD世界会議は、2014年11月10日−12日にユネスコと日本政府の共催により名古屋市で開催され、各国の閣僚および国際機関、大学や研究機関などが参集し、2015年からの活動の継続、発展に関わる協議が行われます。さらに、ポストESDとして推進されるグローバル・アクション・プログラム(GAP)の公式発表が行われます。
国際社会の公約である「ジェンダー平等」は、ESD世界会議でも横断的テーマとして位置づけられており、本シンポジウムでは、GAP及びGAPのために策定される行動計画案や、ポスト2015年開発アジェンダにおける教育とジェンダーについて展望するとともに、ジェンダー平等で持続可能な社会の構築に向けた議論を行います。
特に、日本とドイツでの人間の安全保障の観点からのエコロジー運動とその政策化への試みや、震災におけるトラウマに関する研究、 コミュニティレベルでの持続可能な開発におけるジェンダー課題やエネルギー政策転換の事例に基づく議論を通じて、女性や弱者のエンパワメントや、未来世代への責任を視野にいれた発想転換を促し、ジェンダーの視点に根ざした持続可能な社会のあり方を提案します。
本シンポジウムの主要な論点や結論は、GAPのロードマップやポスト2015年開発アジェンダ及び持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)策定の議論へのインプットとして反映されます。
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本会議への参加登録は、会議ウェブサイトからお願いいたします。その他、会議に関するお問い合わせは、事務局(susgen@cc.ocha.ac.jp)までご連絡ください。
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