スペイン・バルセロナでのユネスコ世界高等教育会議2022においてUNU-IASが主催するこのセッションでは、いかに若手リーダーを育成し、国家の能力を構築していくかに焦点を当て、気候行動における高等教育の役割について議論が交わされます。本会議では、気温上昇を2度より十分低く保つとともに1.5度に抑える努力を追求するための国際的な誓約である、気候変動に関する「パリ協定」を実現していくために必要な知識とスキルについて話し合います。
本ラウンドテーブル・セッションでは、大学院学位プログラムに新たに「パリ協定専攻」を創設するという、UNU-IASの取り組みの進展が共有されます。この試みは、2021年11月に開催された国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)にて発表されたもので、関係機関、各国政府および主要大学との緊密な連携のもとに実施される予定です。本セッションでの議論は、ステークホルダーやパートナーから本イニシアチブの創設に対する意見を集め、パリ協定の実施において国家が必要とする能力とスキルのギャップに対するパリ協定専攻の有効性を高めるものです。 本セッションはまた、2023年秋の専攻の開講に向けてパートナーシップと協働を深めるものでもあります。
また、参加者は、持続可能な開発のための教育(ESD)に関する革新的な実践や知見について意見交換し、気候行動や持続可能な変革に向けた教育や能力開発の役割について詳細に議論します。
イベントは、スペインのバルセロナの会場でFira Room 8にて開催され、会議参加者はご自由にご参加いただけます。
開会挨拶
第1部
プロジェクト概要
パネリスト意見表明
司会: フィリップ・ヴォーター(UNU-IASリサーチ・コンサルタント)
パネリスト:
第2部
パネル・ディスカッション
まとめ: 次なるステップ