UNU-IASは、アフリカでのグローバル人材育成プログラム(GLTP)2019年度参加学生による研究活動報告会をウェビナーにて開催します。
GLTPは、アフリカの諸課題解決に貢献する人材の育成を目的として、2013年から実施されている日本人大学院生の研究・現地調査をサポートするプログラムです。アフリカをフィールドとして研究に取り組む学生を、日本の先導的な大学院およびアフリカ各国の大学や研究機関と連携して、現地に派遣します。学生は、現地の指導教官による研究指導を受けながら、自らの修士・博士研究を進めます。国連や専門機関が関心を寄せる重要課題のほか、地球規模の喫緊の諸問題の最前線であるアフリカで実践的な研究訓練を受けることにより、研究者や国際機関の職員など、世界中で活躍できる、日本を代表する人材としての資質を磨きます。
2019年度は、9名の学生がケニア、ザンビア、ウガンダ、マラウィ、南アフリカの5カ国・5つの大学・研究機関へ派遣されました。研究分野は多岐にわたり、ウガンダにおける職業教育訓練(TVET)のカリキュラムと労働市場との関連性や、初等教育における学校運営委員会とPTAの役割と学校教育への影響に関する調査、また、南アフリカでのWifiによる地下鉱山モニタリングシステムの開発など、2ヶ月から長い場合は6ヶ月超に及ぶ現地滞在でデータ収集や調査を行いました。
報告会では、本プログラムに参加した9名の学生のうち7名が、研究成果や現地での貴重な経験を発表します(なお、今回登壇しない2名については、新型コロナウィルス感染症の影響を受け、現在も遠隔にて調査活動を継続中です)。7名の発表後は、本プログラムに関する意見や情報交換を行う場も設けていますので、ご関心のある方はぜひご参加下さい。
本イベントは、英語のみでの開催となります。
オンラインにて開催
事前申込み制。9月3日までにこちらからお申し込みをお願いいたします。
プログラムはこちらからご覧ください。
ias.gltp@unu.edu