開発途上国における若手農業研究者の能力構築に関する国際ワークショップ

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イベント
場所
  • DATE / TIME:
    2017年6月8日    13:30 - 16:00
    場所:
    東京

    UNU-IASと農林水産省は「開発途上国における若手農業研究者の能力構築に関する国際ワークショップ」を共催します。ワークショップでは、UNU-IASが農林水産省の拠出を受けて6年間実施してきた「食料・環境問題解決のための途上国農業研究能力構築事業」(OJCB)を取り上げ、若手農業研究者の能力開発におけるオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)の有効性などについて議論します。

    OJCBは、食料・環境問題に関する幅広い分野を対象に、①開発途上国の先進的なホスト研究者が企画し実施するOJT、②OJT後に研修生が取り組むアクションプランの作成、③研修生によるアクションプランの実行についてのホスト研究者による現地でのフォローアップ-を三本柱とした研修手法を採用しています。2011年8月に開始し、17年7月に終了しますが、6年間で約200名の若手農業研究者を研修してきました。また、昨年8月にケニアで開催されたTICAD VIにおいて、OJCBのサイドイベントを実施し高い評価が得られたところです。

    本ワークショップでは、ケニア、ベナン、フィリピンから、OJCB経験の豊かな3名の研究者が、各国の食料・環境問題とその解決に貢献する若手農業研究者に対するOJTの事例を紹介します。また、日本の国際農業研究の専門家とともに、開発途上国の若手農業研究者の能力開発におけるOJTの有効性などについて議論します。

    このイベントは、英語と日本語の同時通訳で行われます。
     

    参加申し込み

    本イベントは無料ですが、「ご登録」ボタンより事前登録をお願いしています。締め切りは、6月6日17時です。

    プログラム

    13:30 開会あいさつ

    • 竹本 和彦 UNU-IAS 所長
    • 大久保雄大 農林水産省農林水産技術会議事務局 国際研究官

    13:40 プレゼンテーション

    • 「OJTを中心としたOJCBプログラムの成果」(仮題)            
      永田 明 OJCBコーディネーター、UNU-IAS
    • 「ケニアのポストハーベスト分野の若手研究者に対するOJTの有効性」(仮題)
      ヴィタリス・オゲマ博士
      OJCBホスト研究者、マシンデムリロ科学技術大学(MMUST)、ケニア
    • 「ベナンの越境性病害虫対策分野の若手研究者に対するOJTの有効性」(仮題)
      アイメ・ボコナン・ガンタ博士
      OJCBホスト研究者、国立ベナン大学(UAC)、国立植物防疫検疫所(SPVCP)、ベナン
    • 「フィリピンの森林保全分野の若手研究者に対するOJTの有効性」(仮題) 
      レニ・カマチョ教授
      OJCBホスト研究者、フィリピン大学ロスバニョス校(UPLB)、フィリピン

    15:00 パネルディスカッション

    モデレーター

    • 齊藤 修 UNU-IAS 学術研究官

    パネリスト

    • ヴィタリス・オゲマ MMUST、ケニア
    • アイメ・ボコナン・ガンタ UAC/SPVCP、ベナン
    • レニ・カマチョ UPLB、フィリピン
    • 小山 修 国際農林水産業研究センター 理事
    • 大久保 雄大 農林水産省農林水産技術会議事務局 国際研究官
    • 永田 明 OJCBコーディネーター、UNU-IAS
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    国連大学 エリザベス・ローズ国際会議場
    〒150-8925東京都渋谷区神宮前5-53-70