UNU-IASは、3月18日に東京大学サステイナビリティ学連携研究機構 (IR3S)主催のイベント「国際シンポジウム アフリカにおける持続可能な都市開発への対応:ガーナ、マラウィ、南アフリカでの都市関連SDGsの現地化」を国際協力機構 (JICA)、地球環境戦略研究機関 (IGES)、サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム (SSC)と共催致します。
本イベントの主催者である東京大学IR3Sは、サハラ以南アフリカにおける「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け、政策提言研究プロジェクト「アフリカにおけるSDGsの相互関連分析を踏まえた都市問題対応型の開発戦略 (USiA)」を実施してきました。これはJICAからの支援を受けたプロジェクトであり、なかでもSDG目標9(インフラストラクチャー)及び目標11(持続可能な都市開発)の達成に貢献し得る革新的解決策を提言することをめざしています。
本シンポジウムは、上記USiAプロジェクトの研究成果の報告と対話を目的として開催されます。具体的には、本プロジェクトの対象国であるガーナ、マラウィ、南アフリカにおいて得られた研究結果、優先度の高い解決策、他のSDGsの目標とのトレードオフやシナジーについて広く参加者間で共有し、対話することを目的としています。
また本シンポジウムは、本年8月に開催されるTICADVIIに先駆けたサイドイベントとして、ビジネスセクターや若手研究者も含む全参加者とともにアフリカでのSDGs達成に向けたプラットフォームを構築することも目的のひとつです。
※本イベントはすべて英語での開催になります。日本語への同時通訳はありません。
開催場所:東京大学本郷キャンパス、山上会館
13:00-13:30 受付
13:30-13:30: 開会挨拶
• 武内和彦 教授 (IR3S機構長, IGES理事長)
• 竹本和彦 (UNU-IAS 所長)
• JICA 代表者
• 南部アフリカ開発銀行
14:00-15:15: セッション「USiA プロジェクト報告」
• 14:00-14:15: プロジェクト概要紹介 (齊藤修 学術研究官:UNU-IAS)
• 14:15-14:35: ガーナにおける都市-地方リンケージ(Dr. Adelina Mensah:ガーナ大学)
• 14:35-14:55: マラウィにおける水、衛生、健康 (Dr. Faidess Mwale:マラウィ大学)
• 14:55-15:15: 南アフリカにおける都市交通(Prof. Marianne Vanderschuren:ケープタウン大学)
15:15-15:30 休憩
15:30-16:00: セッション「若手研究者によるSDGsへの取り組みについて」
16:00-17:00: パネルディスカッション
モデレーター: 齊藤修 学術研究官
パネリスト: Dr. Adelina Mensah、Dr. Faidess Mwale、Prof. Marianne Vanderschuren、JICA代表者、
ビジネスセクター代表者、若手研究者代表
17:00-17:10: 閉会挨拶 (武内和彦教授)
氏名、ご所属、ご連絡先を記載のうえ usia@ir3s.u-tokyo.ac.jp までメールをお申込み下さい。