2024年10月1日 Africa Renewal
2024年9月12日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)マーク・アクロフィ研究員による意見記事がAfrica Renewalに掲載されました。本記事では、開発途上国における持続可能な開発目標(SDGs)目標7(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)の進捗について議論しています。Africa Renewalは、アフリカにおける経済、社会および政治の発展についてを取り扱う国連のデジタルマガジンです。
本記事では、持続可能な開発報告書2024より、2030年までの目標達成に向けた進捗は見られるものの、開発途上国において再生エネルギーを採用するペースが遅れていることを指摘しています。また、クリーンで良心的な価格のエネルギーを誰もが広く利用できるようにすることが、世界における優先事項であるとも議論しています。
抜粋:
SDG目標7達成に向けた道のりは、特に開発途上国にとっては課題が多いです。しかしながら、雇用、教育の機会および健康などの重要な優先課題を前進する非常に大きな機会でもあります。持続可能な開発報告書2024では、取り組みの強化や国際協調の推進無くしては、多くの開発途上国が2030年目標の達成が難しくなると指摘しています。世界が気候変動や持続可能な開発に取り組む上では、クリーンで良心的な価格のエネルギーを誰もが利用できるようにすることを優先事項とすることが肝要です。
記事全文は、Africa Renewalのウェブサイト(英語、フランス語)、AllAfricaのウェブサイト(英語)からご利用いただけます。