2024年国連生物多様性会議を振り返る

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  • 2025年1月22日     International Land Conservation Network (ILCN)

    2025年1月15日、インターナショナル・ランドコンサベーション・ネットワーク(ILCN)に国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)西麻衣子研究員による記事が掲載されました。本記事は、国連生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)における生物多様性保護についての議論に焦点を当てています。ILCNは、民間や市民による土地の保護の推進に向け知見を提供しているグローバルネットワークです。

    記事にて西研究員は、会議は交渉が長引き中断となったものの、生物多様性の保護や包摂の方策における先住民と地域社会(IPLCs)の役割において前進が見られたと述べています。

    加えて、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)が複数のイベントを主催し、ランドスケープ、シースケープの管理についての学びや経験を共有することで会議に貢献したことも強調しました。

    抜粋:

    UNU-IASはIPSIの事務局を務めています。CBD COP16開催中、IPSIはパートナーとともに複数のサイドイベントを開催しました。イベントの参加者は、草の根イニシアティブの支援メカニズム、生物多様性に向けたコミュニティの行動、コロンビアの生物多様性と平和のためのランドスケープ・アプローチ、ランドスケープマネジメントイニシアティブなどの題目について議論しました。少人数で話し合うことで参加者は、学びや経験、クリエイティブな考えを共有することができ、自然と調和した社会を実現するためのパートナーシップの強化につながったと感じています。

    記事全文(英語)は、ILCNウェブサイトよりご利用いただけます。