2022年4月20日     Diplomatic Courier

2022年4月19日、国連大学サステイナビリティ高等研究所（UNU-IAS）の研究者であり環境衛生の専門家であるサドハナ・シュレスタ博士が執筆した記事が、国際的な情報メディアネットワークである『Diplomatic Courier』に掲載されました。本記事において、シュレスタ博士は、排水モニタリングがパンデミック対策にどのように役立つかを論じています。

抜粋：

排水は、単なる廃棄物ではありません。私たちが歩く地面の下を流れる下水は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のような伝染病の感染拡大に対する早期の注意喚起および感染経路の特定を促し、その壊滅的な影響を軽減する力になります。各国が、将来のさらなるパンデミックに対処するためのグローバルな合意に関する議論を交わしている中、排水モニタリングは、現在進行中の交渉における重要な検討事項とされるべきです。廃水モニタリングは、費用対効果が高く、将来の健康危機に対するよりよい対処方法を模索する上で、世界規模での準備体制強化に向けた膨大な可能性を秘めているのです。

記事全文へは、Diplomatic Courierのウェブサイトからアクセスいただけます。