UNU-IAS専門家が『The Japan Times』の防災に関する記事で特集されました

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  • 2023年1月25日     The Japan Times

    2023年1月9日、日本の英字新聞『The Japan Times』が発行した日本と太平洋地域における減災に関する調査記事に、国連大学サステナビリティ高等研究所(UNU-IAS)のフアン・パストール・イヴァールス研究員のコメントが掲載されました。

    本記事では、これら2つの災害多発地域での被災経験を引き合いに出しつつ、リジェネラティブ・アーバニズム(環境再生型都市)などの新たなアプローチを都市設計に用いることでいかに災害を軽減させることができるか、を考察しています。リジェネラティブ・アーバニズムとは、「ArcDR3:Architecture and Urban Design for Disaster Risk Reduction and Resilience(災害リスク軽減とレジリエンスのための建築と都市設計)」という、環太平洋地域中の環境をリスク・レジリエントな(回復力がある)ものとするための戦略を研究する11大学が参加しているグローバルなイニシアティブの中核的な概念です。

    抜粋:

    「石川県金沢市で国連大学サステナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の都市生態系開発に関する研究に従事している専門家、フアン・パストール・イヴァールス研究員は、『ArcDR3参加者らが提案している都市の在り方は、都市計画の分野において非常に新しく、大変興味深いです』と述べました。『彼らは、自然から恩恵を得ると同時に、自然の脅威からも身を守らなければならないという、そのバランスの重要性を理解しています。従って、彼らのアプローチは正しいと思います。』」

    記事全文(英語)は、『The Japan Times』のウェブサイトからご利用いただけます。