『The Japan Times』の記事でUNU-IAS専門家が都市の生物多様性についてコメント

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  • 2023年2月27日     The Japan Times

    2023年2月26日、日本の英字新聞 『The Japan Times』は、日本の都市部における生物多様性保全の取り組みに関する記事を発行しました。石川県金沢市の事例に焦点を当て、生き物の生息域を保護し住民の幸福(ウェルビーイング)を向上させる効果的な都市緑化政策の重要性について論じた本記事にて、国連大学サステナビリティ高等研究所(UNU-IAS)のヒマンガナ・グプタ研究員とフアン・パストール・イヴァールス研究員のコメントが掲載されました。

    抜粋:

    「ここ金沢では、文化と生物の多様性間の関連性がとてもはっきりしています[中略]」とフアン・パストール・イヴァールス研究員は述べました。「都市部に庭園を構えている漆器や染物などの伝統工芸の職人たちは、生物多様性の場をひらめきの源泉、および自身の仕事場として活用しています。これらの小さな緑の区画を構成する庭園1つ1つが、街全体の生物多様性にとって非常に大切です。」

    「ただ待っていれば中央政府が変化をもたらしてくれる、ということはありません。」とヒマンガナ・グプタ研究員は言います。「変化とは、地域の真のニーズに基づき、現場で政策実行を担う地方自治体と都市によって生み出されるものなのです。」

    記事全文(英語)は、『The Japan Times』のウェブサイトからご利用いただけます。