Global Youth MIDORI platform COP16での活動について

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  • 2024年10月23日

    国連大学サステイナビリティ高等研究所(所長 山口しのぶ 以下UNU-IAS)と公益財団法人イオン環境財団(理事長 岡田元也 イオン株式会社 取締役兼代表執行役会長 以下 財団)は2024年に共同で立ち上げた「Global Youth MIDORI platform(GYM)」第1回国際合同研修のスピーチコンテスト受賞者上位2名をコロンビア、カリで開催される「生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)」に派遣します。
    2名はCOP16において、地球規模の課題解決に向けたユースの政策決定プロセスへの参加拡大や、パートナーシップを通じた支援の強化をテーマとする公式サイドイベントへの登壇など様々な活動に参加します。また、ユースの政策決定プロセスへの参加にあたっての課題や、里山地域の人口減少に伴う保全活動の課題などについて言及します。
    さらに、両者は、COP16の会場ブースにて、2024年8月に実施したGYM第1回国際合同研修や横浜で開催した生物多様性国際ユース会議におけるセッションの内容を含むパネルを展示し、GYMが目的とするユース世代の人材育成とプラットフォームの構築、ユースの国際会議への参加拡大の重要性について普及啓発を行います。

    昆明・モントリオール生物多様性枠組の目標達成に向けたユースの参加とパートナーシップ

    日 時 2024年10月30日(水)10:10〜11:30 (現地時間)
    場 所 Centro de Eventos Valle Del Pacífico (CEVP), Mavecure – Business and Industry Organizations meeting room; Plaza One
    登壇者 <公益財団法人イオン環境財団>
    吉永 園(環境人材育成Gリーダー)
    <スピーチコンテスト受賞者上位2名>
    伊藤志帆(国際教養大学国際教養学部グローバル・スタディズ領域)
    石黒平(東京大学大学院農学生命科学研究科)
    <生物物多様性グローバルユースネットワーク(GYBN)>
    (代表者、アフリカ、ラテンアメリカ地域のユース代表者)
    <UNU-IAS>
    竹本明生(プログラムヘッド)
    <生物多様性条約事務局>
    加盟国政府、CBD事務局
    主 催 国連大学サステイナビリティ高等研究所、公益財団法人イオン環境財団、生物多様性グローバルユースネットワーク(GYBN)

    【ご参考】
    【2024年6月6日 報道発表】
    国連大学サステイナビリティ高等研究所と公益財団法人イオン環境財団が連携協定を締結

    2024年5月15日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)と公益財団法人イオン環境財団は、昆明・モントリオール生物多様性枠組やパリ協定などの国際目標の達成に向けた取り組みを加速させることを目的とした連携協定を締結しました。本連携協定を機に、両者の知見と国際的なネットワークを最大限に活用し、国際目標の達成に向け国内外の現状や課題とその解決策に関する調査研究を共同で推進します。また、最新の科学的知見を基に説得力のある議論を展開し効果的な解決策を提案するとともにユース世代のグローバルリーダー育成を目指します。

    (連携協定の範囲)

    1. SATOYAMAイニシアティブに関する共同研究
    2. ユース世代を対象とした人材育成
    3. 普及啓発
    4. その他連携協定の目的に沿った活動

    【2024年9月3日 報道発表(抜粋)】
    Global Youth MIDORI platform 第1回国際合同研修を開催

    気候変動や生物多様性の損失などの地球規模の環境問題が生じています。この課題解決のため、 次代を担うユース世代に対して、可能な限り早期に解決のための政策決定プロセスに参画する機会を創出し、実経験してもらうことが重要と捉えています。 GYMは、講義、ディスカッション及びスピーチコンテストで構成される国際合同研修、国連の国際会議への派遣、フォローアップ活動となっています。国際会議への代表団派遣とフォローアップ活動を含む統合的なユース支援はアジア地域で先駆けとなる取り組みであり、各国政府に対してユースの参加機会拡大につながることが期待されています。

    GYM第1回国際合同研修は、2024年8月5日~7日の3日間、オンラインにて実施されアジア太平洋地域の8か国18名の大学生及び大学院生が参加しました。本コンテストにおいて、厳正な審査の結果、別紙4名の受賞者を決定しました。このうち受賞者2名を本年10月にコロンビアで開催のCOP16に国連大学の代表団の一員として派遣し、公式セッションやサイドイベントで発信する機会を提供します。また、本研修では、全ての参加者を対象に今後も様々な普及啓発やフォローアップ活動を継続的に実施していきます。

    【公益財団法人イオン環境財団】
    「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオンの基本理念のもと、岡田卓也(名誉理事長 イオン株式会社 名誉会長相談役)により、日本で初めて地球環境をテーマにした企業単独の財団法人として、1990年に設立されました。設立以来、多様なステークホルダーの皆さまとともに、万里の長城での植樹をはじめとする「植樹」「助成」「環境教育・共同研究」「顕彰」の4つの事業活動を中心に環境活動を行っています。また、人と自然が共生し、地域が求める「生物多様性に寄与する里山づくり」に取り組んでいます。

    【国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)】
    国連とその加盟国が関心を寄せる緊急性の高い地球規模課題の解決に取り組むという使命を持つ国際連合大学(UNU)の研究所として、2014年に設立されました。東京に拠点を置き、「持続可能な開発のためのガバナンス」、「生物多様性と社会」、「水と資源管理」、「イノベーションと教育」という4つの研究テーマ領域の研究を推進するとともに、修士・博士課程、ポスドクフェローシップ、ならびに短期集中コースを提供しています。また、高校生を対象とした環境活動コンテストや普及啓発等、ユース世代の取り組みを推進する活動を行っています。

    【本件に関するお問い合わせ先】
    国連大学サステイナビリティ高等研究所 丹野・丸山
    TEL03−5467−1212 e-mail: IAScomms@unu.edu、maruyama@unu.edu

    公益財団法人イオン環境財団 天野・吉永
    TEL043−212−6022 e-mail: y_amano@aeonpeople.biz

     

  • UNU-IAS AEON-PRESS RELEASE-JP 3

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