第9回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム開催

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  • 2017年6月2日     葉山

    公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)と国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、7月25日(火)と26日(水)、パシフィコ横浜にて第9回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP2017】を開催いたします。

    2015 年に画期的な「パリ協定」と「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択された後、地域社会やビジネス、各国において変革を促す具体的な取組みを先駆けて進める多くの新しいリーダーが現れています。パリ協定や持続可能な開発目標(SDGs)達成のための国家計画をコミットした国に加え、既に大胆な気候対策などに取り組んでいる先進国・途上国双方の都市や企業、金融機関といった非国家主体も含まれています。しかし、現在行われている取組みと、社会経済システムを脱炭素でレジリエントな持続可能な将来に向けて変革させる上で必要なアクションとの間には、まだ大きな隔たりがあります。

    ISAP2017では、「Transformational Changes: Putting Sustainability at the Heart of Action」をメインテーマに、国と非国家主体双方の多様なステークホルダーが、持続可能性の取組みを、どう中核的な事業、いわゆる「本業」として捉え、実行に移しているのか、また、それに必要な多角的な視点を持ち寄り、望ましい将来への共通のビジョンを構築していくためのストーリーや道筋に焦点を当てて議論を深めます。

    ISAP2017は、持続可能な社会への変革を促すための共通のビジョンを議論する「アイオープナー」、気候変動とSDGsに本業として取り組む様々な主体を交えて議論する「全体会合(Plenary)」、そして具体的な道筋や解決策についてテーマ別に議論を行う「テーマ別会合(Thematic Tracks)」の構成で、第一線で活躍されている国内外の有識者や論客を迎え展開していきます。

    【登壇予定(一部抜粋・順不同)】

    • ホーセン・リー 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)議長
    • パヴェル・カバット 国際応用システム分析研究所(IIASA)所長
    • 玉木 林太郎 経済協力開発機構(OECD)事務次長
    • バンバン・スサントノ アジア開発銀行(ADB)副総裁
    • アジャイ・マスール エネルギー資源研究所(TERI)所長
    • リジア・ノロンハ 国連環境計画(UNEP)経済局長
    • マ・ジュン 中国人民銀行研究局チーフエコノミスト
    • 笹谷 秀光 株式会社伊藤園常務執行役員/CSR推進部長
    • ヨー・リアン・シム シンガポール取引所(SGX)特別アドバイザー/気候関連の財務情報開示に関するタスクフォース(TCFD)バイスチェア

    【ISAP2017開催概要】

    日時: 2017年7月25日(火)・26日(水) [25日(火)9:00-17:20, 26日(水)9:00-17:15 (両日共に8:30開場・受付開始予定)]

    会場:パシフィコ横浜 会議センター
    (横浜市西区みなとみらい1-1-1 http://www.pacifico.co.jp/visitor/accessmap.html

    主催:公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)

    協力:国連環境計画(UNEP/UN Environment)、経済協力開発機構(OECD)、
    アジア開発銀行(ADB) 他

    言語:日本語/英語 (同時通訳付き)

    参加費:無料

    申込方法:IGESお申込みサイトよりお申込みください。

    申込締切:2017年7月5日(水)

    お問い合わせ:ISAP事務局 Tel:046-855-3734, Email:iges_pr@iges.or.jp

  • ISAP2017 プレスリリース

    (308.4 KB PDF)