UNU-IASとイオン環境財団が国際目標の達成に向け協力を拡大

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  • 2024年6月6日

    2024年5月15日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)と公益財団法人イオン環境財団は、昆明・モントリオール生物多様性枠組やパリ協定などの国際目標の達成に向けた取り組みを加速させることを目的とした連携協定を締結しました。

    本連携協定を機に、両者の知見と国際的なネットワークを最大限に活用し、国際目標の達成に向け国内外の現状や課題とその解決策に関する調査研究を共同で推進します。
    また、最新の科学的知見を基に説得力のある議論を展開し効果的な解決策を提案するとともに、ユース世代のグローバルリーダー育成を目指します。

    連携協定の範囲は以下となります。

    1. SATOYAMAイニシアティブに関する共同研究
    2. ユース世代を対象とした人材育成
    3. 普及啓発
    4. その他連携協定の目的に沿った活動

    背景

    公益財団法人イオン環境財団
    「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオンの基本理念のもと、岡田卓也(名誉理事長 イオン株式会社 名誉会長相談役)により、日本 で初めて地球環境をテーマにした企業単独の財団法人として、1990年に設立されました。 設立以来、多様なステークホルダーの皆さまとともに、万里の長城での植樹をはじめとする「植樹」「助成」「環境教育・共同研究」「顕彰」の4つの事業活動を中心に環境活動を行っています。また、人と自然が共生し、地域が求める「生物多様性に寄与する里山づくり」に取り組んでいます。

    国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)
    国連とその加盟国が関心を寄せる緊急性の高い地球規模課題の解決に取り組むという使命を持つ国際連合大学(UNU)の研究所として、2014年に設立されました。東京に拠点を置き「持続可能な開発のためのガバナンス」「生物多様性と社会」「水と資源管理」「イノベーションと教育」という4つの研究テーマ領域の研究を推進するとともに、修士、博士課程、ポスドクフェローシップならびに短期集中コースを提供しています。また、高校生を対象とした環境活動コンテストや普及啓発など、ユース世代の取り組みを推進する活動を行ってい ます。

    SATOYAMA イニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)
    IPSI は、SATOYAMA イニシアティブの活動を促進するため、2010年に開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の期間に発足した国際パートナーシップで、2024年6月現在、314団体が加盟しています。UNU-IASはIPSIの事務局を務めており、SATOYAMAイニシアティブの推進のための知識開発、能力開発等に取り組みながら、メンバーやその他関係者と の連携のもとにSATOYAMAイニシアティブの活動を広く支援、推進しています。イオン環境財団は、2021年にIPSIに加盟し、IPSIの一員として植樹活動や里山の再生に取り組み、地域コミュニティの持続可能な発展を支援することで、環境保護と生物多様性の維持に貢献しています。

    報道関係の問い合わせ先

    UNU-IAS

    日本語:丹野智世(tanno@unu.edu

    英語:アン・ルクロ(anne.lecroq@unu.edu

    イオン環境財団

    日本語、英語:吉永園(y_yuan@aeonpeople.biz)

     

  • UNU-IAS AEON-PRESS RELEASE-JP

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