SDG–UP2022年度第3回分科会(第21回ワークショップ)開催

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  • 2022年12月5日     オンライン(JST)

    2022年11月21日、SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)2022年度第3回分科会(第21回ワークショップ)がオンラインで開催され、参加大学23校から54名が出席しました。以下の4つのテーマごとに開かれた分科会では、3月に行われる公開シンポジウムでの総括討論会に向けた準備が進められました。

    ・SDGsカリキュラム分科会
    オンライン教材「国連SDGs入門」の通常授業での実施、追加セグメント、テキスト化などについて議論を行った。3月の総括討論会では、これまでの議論を踏まえ、大学間の連携によって作成した本オンライン教材をどのように維持し次に繋げていくか考慮した上で目標項目を発表する。

    ・大学評価・アカウンタビリティ分科会
    岡山大学と筑波大学から各取り組みの優良事例の報告が行われた後、上智大学からThe Times Higher Education (THE)インパクトランキング2022において上位に選ばれた世界の⼤学の取り組みや動向について分析報告が行われた。3月の総括討論会では、THEインパクトランキング2022の分析結果と今まで分科会で提起された課題について発表する予定。

    ・大学間等連携分科会
    前回までの議論について振り返るとともに、各大学からの近況報告を通じて連携のカギとなる共通点が模索された。各⼤学の最新状況を取りまとめるウェブサイトなどの作成などに向け、3月の総括討論会では、SDG-UP参加大学の具体的な連携に関するアンケートを行い、その結果をもとに発表を行う。

    ・マネジメント層分科会
    9月の中間報告で確認された、一体感・共感を醸成し関係を強化する「エンゲージメント」というキーワードに焦点をあて、より開かれた新しい⼤学経営を⾏うための各⼤学の取り組みが共有された。3月の総括討論会では、「エンゲージメント」推進のために、誰を対象にいかに取り組むのか、そして、⼤学のトップマネジメントは何をなすべきかについて議論する。

    総括として、SDG-UP アドバイザーである関⻄学院⼤学総合政策部の村⽥俊⼀教授は、各分科会での議論に対する所感を述べ、参加⼤学がチェンジ・エージェント(変⾰の推進者)として⼒を合わせ、国内の⼤学においてさまざまな改⾰を進めていって欲しい、と期待を寄せてワークショップを締めくくりました。

    本ワークショップの詳細なレポートは、こちらをご覧ください。

    参加大学

    広島大学、北海道大学、国際基督教大学、国際大学、金沢大学、慶應義塾大学、関西学院大学、奈良教育大学、ノートルダム清心女子大学、お茶の水女子大学、岡山大学、沖縄科学技術大学院大学、大阪医科薬科大学、大阪公立大学、大阪大学、龍谷大学、創価大学、上智大学、東海大学、東京都市大学、東京工業大学、東洋大学、北九州市立大学

    全23校(アルファベット順)