2023年9月30日 オンライン
2023年9月27日、SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)の第27回ワークショップがオンラインで開催されました。参加大学21校から48名が出席しました。4つのテーマに関する分科会にて、中間報告会に向けた準備が進められました。
SDGsカリキュラム分科会
中間報告会では、「国連SDGs入門」の追加コンテンツ、その実施報告、管理サーバーの3点について報告する予定です。追加コンテンツに関しては奈良教育大学の提案である防災を、また実際に実施した大学からの報告、管理サーバーとしての「JVキャンパス(Japan Virtual Campus)」の利用について議論することを予定しています。
大学評価・アカウンタビリティ分科会
国連大学サステイナビリティ高等研究所山口しのぶ所長が、国連本部のサイドイベントに参加したことを報告しました。また、奈良教育大学は持続可能開発のための教育(ESD)の経緯と実績について紹介しました。上智大学IR推進室は、ChatGPTを使用したランキング解析のデモンストレーションを実施しました。中間報告会では、インパクトランキング2023の日本の大学の動向についての報告および参加大学を対象としたアンケート結果の発表を行う予定です。
サステナブルキャンパス分科会
中間報告会では、今後分科会としてキャンパス内のサステナビリティ活動を対象にするだけではなく、ガバナンス、教育研究、環境・エネルギー、地域社会の4分野について掘り下げることを報告する予定です。また優良事例紹介として、龍谷大学と大阪大学が取り組みの発表を予定しています。
マネジメント層分科会
中間報告会では、本分科会の2年間の活動をまとめた成果品を紹介予定です。SDGsの達成に貢献するため、大学のマネジメント層がどのようにリーダーシップを発揮していくか日本語と英語で作成予定です。各大学の強みを学内に行き渡らせてエンゲージメントを高めるという執行部のマネジメント情勢が重要であることを提言予定です。
総括として、関西学院大学村田俊一教授(SDG-UPアドバイザー)は、分科会メンバーの方々の多方面での活躍が顕著であり大変喜ばしいと述べ、各分科会における議論を振り返りました。そして、大学教員として未来を託す学生にどのような行動変容をインプットできるかが至上命題であり、今後も全力を尽くしていきたいと強調し分科会を締めくくりました。
本ワークショップの詳細なレポートは、こちらをご覧ください。
広島大学、北海道大学、国際基督教大学、国際大学、慶應義塾大学、関西学院大学、奈良教育大学、ノートルダム清心女子大学、岡山大学、大阪医科薬科大学、大阪公立大学、大阪大学、龍谷大学、昭和音楽大学、創価大学、上智大学、東海大学、東京工業大学、東洋大学、北九州市立大学、筑波大学
全21校(アルファベット順)