2020年5月29日

2020年5月22日に、UNU-IASの持続可能な開発のための教育（ESD）プロジェクトにより、「より持続可能な世界へ向けたRCEの取り組み〜持続可能な開発のための教育（ESD）に関する５年間（2015年〜2019年）の革新的プロジェクトを記念して〜（RCE Contributions to a More Sustainable World: Celebrating Five Years of Innovative Projects on Education for Sustainable Development (2015-2019)）」が出版されました。

本刊では、ESDに関するグローバル・アクション・プログラム（GAP）の実施期間であり、かつ持続可能な開発目標（SDGs）の初期の５年間にも当たる2015年から2019年の間に、持続可能な開発のための教育に関する地域の拠点（RCEs）が行った、優れた取り組みを掲載しています。これらの取り組みは、地方および地域レベルでの教育を通じ、SDGsの実現に向け貢献するものです。

また、過去５年間でRCEアワードを受賞した12の教育プロジェクトについても、特集を組んで紹介しています。そのケーススタディ集では、RCEが革新的な解決策を通じて地域の持続可能な開発に関する課題に取り組んできた事例とともに、質の高い教育や研修、啓発活動を通じた地域レベルにおけるSDGsの実践方法について、様々な取り組みを取り上げています。さらに、持続可能な開発の促進を目指すうえで、変化をもたらすことのできる学習を実践する場において、グローバルRCEネットワークが持っている持続可能な開発における能力、専門性、人材がどのように活用されているかに焦点を当てています。

日本語の概要はこちらからご覧いただけます。【2020年6月18日更新】