IAS所長賞受賞の高校生に環境研修

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  • 2017年8月4日     石川県金沢市

    Photo: UNU-IAS

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    UNU-IASは8月1日と2日、今年2月に国連大学本部で開催した「第2回全国ユース環境活動発表大会」において、国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞を贈呈した兵庫県立御影高校の環境科学部生物班に、副賞となる石川県での環境研修を実施しました。同校は、地域の連携を通じて六甲山のキノコの多様性の研究や多様性を伝える活動を行っており、本研修には5名の生徒が参加しました。

    1日目の研修では、UNU-IASいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)を訪問し、飯田義彦リサーチ・アソシエートからUNU-IASの取り組みと、生態系サービスに関する講義を受けました。また、専門家の協力のもと、日本三名園の一つとして知られる兼六園でキノコの観察を行い、金沢大学では、キノコの学習会に参加しました。2日目は、石川県立自然史資料館や里山自然学校こまつ滝ヶ原を訪問し、地域の文化や里山の豊かな自然を生かした取り組みについて学びました。