2025年3月4日 東京
Photo: UNU-IAS
2025年2月22日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、2024年1月の能登半島地震、豪雨からの復興支援イベントシリーズの第二弾を開催しました。
能登の里山里海は世界農業遺産(GIAHS)にも選ばれ、長年にわたり自然と共存した農業や文化が受け継がれてきました。しかしながら能登半島地震と豪雨により、地域の景観や産業は大きな影響を受けています。
イベントには、稲葉清弘氏(能登やまびこ)、鳥居正子氏(鳥居醤油店)、萩のゆき氏(のがし研究所)の3名が登壇しました。登壇者は、災害からの復興に向けた地域社会の課題や能登の里山里海の資源を活用した復興について議論しました。UNU-IAS小山明子研究員は、ディスカッションのモデレーターを務め、災害後の地域の活性化や長期的なレジリエンスの構築に向け、地域の自然、文化および産業をつなぐ必要を強調しました。
本イベントは、UNU-IASいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)の主催で開催されました。