若者の生物多様性アート展を開催

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  • 2023年8月7日     東京

    Photo: Haeun Lee

    2023年5月15日~7月15日まで、国連大学本部構内の地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)展示スペースにてRCE若者のアートチャレンジ展 を開催しました。本展は世界各地の若者によるアート作品を取り上げ、保護が必要な生物種、生息地、生態系や、生物多様性を保全するために私たちができる取り組みの紹介に焦点を当てたもので、2,900人以上が来場して、ドローイング、絵画、工作、デジタルアート、写真を鑑賞しました。

    シンガポールから訪れた受賞者のエイデン・チュー氏は、ウミガメをテーマにした作品で特別賞を受賞しました。彼は、人間によってウミガメにもたらされた脅威についてのビデオに大きな衝撃を受けたことが作品に取り組むきっかけになったと説明しました。母親のキャンディス・ウー氏は「東南アジアでもかつてはウミガメが砂浜に巣を作る光景は頻繁に見られましたが、光害やその他の環境破壊のために見かけるのは稀になっています。」と述べました。

    本展は、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)が主催しました。

    次回2023年のRCE若者のアートチャレンジは 、持続可能な消費と生産に焦点を当て「廃棄物からアートへ(From Waste to Art)」というテーマで現在応募を受け付けています。応募要項などの詳細は、グローバルRCEネットワークのウェブサイトをご覧ください。