2023年9月7日 金沢
2023年8月23日、国連大学サステイナビリティ高等研究所は、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)適応部門のユセフ・ナセフディレクターをむかえて「地域の参画を通じた生物多様性と気候変動適応の向上」をテーマとしたイベントを石川県金沢市にて開催しました。
ナセフディレクターは、石川県における持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みについて、社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)など長期的に自然との調和した試みが行われていると強調しました。また、UNU-IASのフアン・パストール・イヴァールス研究員は、持続可能な都市自然プロジェクトについて紹介し、日本庭園が生物多様性にとって重要なホットスポットであることも取り上げました。
最後に、国連大学欧州副学長、国連大学環境・人間の安全保障研究所(UNU-EHS)のシャオメン・シェン所長とUNU-IASの山口しのぶ所長が、石川県の里山里海の営みを視察した所感を共有しました。
本イベントは、UNU-IASいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)が主催しました。