COVID-19が高等教育に与える影響を探究したIAUのグローバル調査報告書に貢献

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  • 2022年4月14日

    国際大学協会(IAU)はCOVID-19が高等教育に与える影響、特に課題や傾向に関する調査の新たな報告書を発行しました。『COVID-19パンデミックから1年後の高等教育』と題された本報告書は、世界112カ国における496の高等教育機関を対象に行われた調査に基づき作成されています。UNU-IASは、調査に貢献し、アジア太平洋地域に焦点を当てた地域の視点に関する項の執筆に携わりました。

    調査結果は、高等教育部門のレジリエンス(回復力)およびパンデミックにより生じた課題の双方を強調しています。また、COVID-19が教育に与えた影響を具体的に提示することで、課題への対応のみならず、パンデミックがもたらした新たな機会の追求に役立つ貴重な資料となります。

    調査に際し、ガバナンス、教育と学習、研究、コミュニティおよび社会の参画の4つの分野に携わっている各組織からの回答が収集されました。本調査は、2020年8月に発行された報告書『COVID-19が高等教育に与える影響に関する地域・国の視点』において研究成果が発表された前回の調査に引き続き、2021年2月に開始されました。

    本報告書は、IAUのウェブサイトからダウンロードいただけます。