国際サンゴ礁年記念セミナーを開催

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  • 2018年7月20日     東京

    Photo: UNU-IAS

    UNU-IASは6月20日、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)、一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)とともに、国際サンゴ礁年2018(IYOR2018)記念セミナー「サンゴと共生する社会」を開催しました。

    国際サンゴ礁年は、サンゴ礁生態系の価値や、それを取り巻く脅威について普及啓発を行い、一人ひとりの行動を促すことを目的とする地球規模のキャンペーンです。本セミナーは、国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)により2018年が3回目の国際サンゴ礁年と指定されたことを記念し開催されました。

    セミナー冒頭、渡辺綱男 UNU-IASシニアプログラムコーディネーターが開会挨拶を行い、愛知目標やSDGsに盛り込まれている豊かな海洋環境を将来に引き継ぐためには、多様な人々の力を合わせた行動が必要であることを強調しました。

    最初に登壇した岡野隆宏 環境省自然環境局自然環境計画課保全再生調整官は、クイズを交えながらサンゴの種類や日本のサンゴ礁生態系の現状について講演を行いました。岡野氏は、高水温や赤土の流失により深刻な影響を受けているサンゴの現状について述べ、環境省によるモニタリングや環境教育を通じた保全や普及啓発の取り組みを紹介しました。

    続いて呉屋由希乃 ジーエルイー合同会社代表が、日焼け止めを塗って海へ入ろうとした際に、「サンゴが死んじゃうよ」と言われたことがきっかけとなって「サンゴに優しい日焼け止め」を開発した経験について講演を行いました。その後イヴォーン・ユーUNU-IAS研究員が、食料供給や観光資源、防災の役割も果たすサンゴ礁の価値や、海洋のプラスチック汚染について講演を行いました。

    後半のパネルディスカッションでは、星野智子 一般社団法人 環境パートナーシップ会議副代表理事がモデレーターを務め、参加者からの質疑応答も交えた活発な意見交換が行われました。保全をビジネスと繋げてゆくこと、サンゴから経済や社会、消費との関係を考え、情報を効果的に発信することが重要との認識が共有されました。

    最後に、長島美紀SDGs市民社会ネットワーク理事が、各自が消費者として経済に関わっている意識を持ち、将来にわたって続く社会とは何かを考えることが重要であると述べセミナーを締めくくりました。

  • Goya Presentation

    (14.3 MB PDF)

    Okano Presentation

    (4.6 MB PDF)

    Yiu Presentation

    (4.5 MB PDF)