2023年1月30日
気候変動に影響を受けた国々のための新たな基金において、いかに脆弱な立場の人々のアクセスを確保することができるかを論じた書簡が、学術誌『Science』に掲載されました。グローバルな「損失と損害」基金の設立を謳う画期的な合意がなされたことは、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催された第27回気候変動枠組条約締約国会議(COP27)の主要な成果の一つです。
本書簡において、タマサート大学のバーラット・ダーヒヤ所長とUNU-IASのマへスティ・オキタサリコンサルタントは、「『損失と損害』基金がそれを最も必要とする人々に役立てられるかどうかが、公平で公正な資金提供のための試金石となるでしょう。」と語りました。
本書簡は、2022年12月22日『Science』378巻6626号に掲載されました。本文(英語)は、『Science』のウェブサイト (要登録)からご利用いただけます。 また、国連大学のウェブマガジンOur Worldにも掲載されています。