高校生が実践する環境活動を発表

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  • 2017年2月17日     東京

    UNU-IASは2月4日と5日、環境省、独立行政法人環境再生保全機構とともに、高校生を対象としたワークショップ「2030」ならびに、「第2回全国ユース環境活動発表大会」を開催しました。

    1日目のワークショップ「2030」では、高校生がグループワークを通じて、現在の活動と持続可能な開発目標(SDGs)のつながりについて考えました。さらに、ワークシートを使って2030年に望む世界と、そのための行動について議論し、発表を行いました。

    2日目の全国ユース環境活動発表大会では、全国から選ばれた16校の高校生が実際に取り組んでいる環境活動について紹介しました。審査委員は、それぞれの発表を「自主性」「テーマ」「協力・協調」「目標達成」「発信力」を基準に審査しました。大会の最後には、六甲山のキノコの多様性に関する活動について発表した兵庫県立御影高等学校環境科学部生物班に対して、渡辺綱男UNU-IASシニアプログラムコーディネーターが国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞を授与しました。

    また、本大会に合わせて地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)がパネル展示を行い、SDGsの17の目標についての説明と、これらの目標達成のため、具体的にどのようなことができるのかについて紹介しました。