2023年1月25日
本書は、生物多様性と健康、持続可能性との間のつながりを検証し、地域や伝統的な知識が、天然資源の持続可能な管理、生物多様性の保全と回復、すべての人の健康にどのように貢献できるかに焦点を当ててい ます。
共同編集者であるUNU-IASの西麻衣子リサーチフェローは、「このテーマは、持続可能性と高まる健康不安への統合的解決策が世界的に求められていることを考慮して選ばれました」と述べました。「COVID-19のパンデミック下において、ワン・ヘルス・アプローチは、人間と動物、生態系の相互関連性の中で高まる脅威に対処するための統合的アプローチとして、再び世界の注目を集めています。」
ビデオでは、共著者であるAlliance of Bioversity International and CIATのパトリック・マウンドゥ名誉リサーチフェローとCONACYT-CentroGEOのマリア・エレナ・メンデス・ロペス研究員がそれぞれケニアとメキシコにおける研究から得られた洞察と教訓について語っています。
本書は、SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)の加盟メンバーによる世界各地のケーススタディをまとめた『SATOYAMAイニシアティブ主題レビュー』シリーズの1冊です。IPSIは、自然共生社会の実現を目指す283の加盟団体からなるパートナーシップです。UNU-IAS は IPSI の事務局を務め、各組織が意見や経験を共有し、それぞれの活動の実施において相乗効果を発揮するためのグローバルなプラットフォームを提供しています。
ビデオは、UNU-IASのYouTubeチャンネルからご視聴いただけます。また本書は、UNUコレクションからダウンロードいただけます。