能登の里海ムーブメントの新刊発行

,

ニュース
  • 2016年11月7日

    satoumi-report10月27日、UNU-IASいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)は、生物文化多様性シリーズの3冊目となる「能登の里海ムーブメント:海と暮らす知恵を伝えていく」を刊行しました。この冊子には、OUIKが2015年に「能登の里海ムーブメント」活動の一環として開催した「能登の里海シリーズ講座」の報告と登壇者による寄稿記事が収録されています。また、2011年に世界農業遺産として認定された「能登の里山里海」において、海と暮らす人々の伝統的な知恵について特集しています。

    シリーズ名である「能登の里海ムーブメント」とは、里海の考え方や、能登の里海の魅力と人々の生業・保全の重要性について国内外に広く発信するとともに、日本海側の里海の研究と保全活動をリードする拠点として能登地域を定着させるための活動です。この活動を通して、「能登の里海」の知名度を高め、里海で生業を営む人々の暮らしに貢献することを目指しています。