大学院プログラムと短期集中講座開始

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  • 2021年9月1日     東京

    UNU-IASは、2021年9月1日、2021年度の大学院入学式および国連大学短期集中講座(ICコース)の開講式を実施しました。本年度は、10か国から13名(修士課程:8名 博士課程:5名)の学生が大学院プログラムに入学しました。ICコースには、本大学院の学生だけでなく、協定校からの大学院生や、さまざまな分野でプロフェッショナルとして実務に従事している方も参加します。今年は17か国から33名が参加しました。

    ICコースは、本学大学院における修士課程・博士課程の一環として実施しており、国連システムと持続可能な開発 ’’UN System and Sustainable Development’’、地球環境の変化とプラネタリー・バウンダリー ’’Global Change and Planetary Boundaries’’、国際開発プロジェクト原論’’Principles of International Development Project’’の3コースを4週間にわたって集中的に開講します。協定校の学生たちにも本プログラムを提供することで、活発な大学間の交流にも貢献しています。

    入学式および開講式では、山口しのぶUNU-IAS所長が開会の辞を述べた後、外務省国際文化協力室の松田友紀子室長、文部科学省大臣官房国際課の小林万里子課長、環境省地球環境局国際連携課の大井 通博課長から祝辞を頂きました。福士謙介UNU-IASアカデミック・プログラム・オフィサーが大学院プログラムとICコースの説明を行ったほか、各コースのコーディネーターがコース概要を示しました。最後にデイビッド・マローン国連大学学長が閉会の辞を述べました。

    本年度の新入生は、「持続可能な開発のためのガバナンス」「生物多様性と社会」「水と資源管理」 「イノベーションと教育」 といったUNU-IASの4つの研究テーマのもとで、サステイナビリティに関する分野の学修と研究を行います。