2023年入学式にて新入生を歓迎

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  • 2023年9月18日     東京

    Photo: Christian Brauneck / UNU-IAS

    2023年9月1日、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、2023年度の大学院入学式及び国連大学短期集中講座(ICコース)の開校式を開催しました。本年度は、10カ国から11名(修士課程:6名 博士課程:5名)の学生が大学院プログラムに入学しました。また、ICコース(9月1日~29日開講)には、本大学院の学生だけではなく、協定校からの大学院生や幅広い分野の実務者など24カ国から45名が参加しました。

    入学式および開講式では、UNU-IAS山口しのぶ所長と国連大学チリツィ・マルワラ学長が祝辞を述べました。その後、勝間靖アカデミック・プログラム・アドバイザー、福士謙介東京大学未来ビジョン研究センター副所長、元UNU-IAS アカデミック・プログラム・アドバイザーおよび東京工業大学花岡伸也教授が大学院プログラムやICコースの概要を説明しました。さらに、外務省大臣官房国際文化協力室の中島英登室長 、文部科学省大臣官房国際課国際協力企画室の水野俊晃室長、東岡礼治環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室室長、環境省大臣官房総合政策課計画官からもお祝いの言葉が寄せられました。また、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のホーセン・リー元議長による特別講義も行われました。講義では、第6次評価報告書(AR6)の概要や多様なセクターにおけるシナジーを強化することの重要性などが共有されました。
    新入生はこれから、「持続可能な開発のためのガバナンス」「生物多様性と社会」「水と資源管理」 「イノベーションと教育」 というUNU-IASの4つの研究テーマ領域において、様々な角度からサステイナビリティに関する分野の学習と研究を行います。